丈夫で機能的なクローゼットの選び方
部屋を広く快適に使用するためにも、クローゼットの存在は欠かせません。しかしどのようなクローゼットがつかいやすいのかわからず迷っている人も多いでしょう。
この記事では、丈夫で機能的に使えるクローゼットの選び方についてご紹介します。収納に困っている人はぜひ参考にしてみてください。
1.収納したいものにあったクローゼットを選ぼう
クローゼットと一言でいっても、じつは収納するものに合わせてタイプが分かれています。
代表的なものをご案内しましょう。
- ワンピースやコートを収納可能なパイプハンガー付きの「ロッカータンスタイプ」
- 上下2段に分かれ、それぞれスーツなどをかけられる「ブレザータンスタイプ」
- 内部が棚だけで構成されている「整理タンスタイプ」
- スーツなどをつるす部分と棚部分がある「マルチ収納タンスタイプ」
収納するものによって、パイプハンガーがついたものか棚があるものかをまず決めるとクローゼットが選びやすいでしょう。
棚の高さやパイプの位置が可動式であれば、収納量に合わせてアレンジできるので、整理しやすくなります。
2.安全性にもこだわって作りも確認しよう
クローゼットを設置する際は、機能以外にその作りも確認しておきましょう。
・収納するものに合わせて耐荷重をチェック
一般的にクローゼットは高さ180~230cm、奥行き45cmか60cmのものが多く市販されています。
和室にある押入れの奥行きが80cm前後であることを考えると、奥行きが少なく、場合によってはものを詰め込むことになることも。
その際、重要になるのがクローゼットの耐荷重です。
とくに冬物の衣服を多く収納するのであれば、耐荷重が多ければ多いほど安心でしょう。
クローゼットを構成するパーツも太く丈夫になるため、地震などの際にも安定感があります。
・開閉部分のチェックも忘れずに!
またクローゼットの開口部にも注目してください。
クローゼットに扉がついているものの方が、耐久性もあり、万が一の際にも中身が飛び出すことがなく安心です。部屋のスペースによって扉タイプ、引き戸タイプ、折れ戸タイプと扉を選ぶと使いやすいでしょう。
扉タイプは、ミラーがついていたりあとで取り付けたりすることもできるので便利です。ミラーの使い方によっては、部屋をより広く感じさせることもできるでしょう。
また、部屋のインテリアに合わせやすいカーテンタイプもありますが、地震などの際にクローゼット全体が変形したり中身が飛び出したりする危険性があります。
クローゼットのなかには移動可能なキャスターがついているものもあります。移動に使用しない際は、キャスターが収納できるものやしっかりロックがかかるものであることを確認しておくと安心です。
まとめ
今回は、部屋の整理整頓にかかせないクローゼットの選び方について紹介しました。
まずは、収納したいものに合ったタイプのクローゼットを選ぶことが重要です。
さらに、使用中の安全性を考えて、耐荷重や作りも確認しておきましょう。
目的や機能をチェックして、快適な収納生活を楽しみましょう。